確認日 2026.10.28(航空会社の規定は2026-10-21〜10-26、メーカー公式値と価格は2026-10-21に確認)

フロントオープン(前開き)のスーツケースが機内に持ち込めるかは、前開きという形ではなく、外寸と航空会社の規定で決まります。DBの109モデルのうち、前開きかどうかを公式で確認できたのは69モデルで、そのうち31モデルが、公式がフロントオープン系と表記しているものです。この31モデルのうち、ANA・JALなど10区分(55×40×25cm・3辺合計115cm)で規定内(◯と△を合わせた数。うち◯は5モデル)なのは30モデル、ジェットスターなど7区分(56×36×23cm・7kg)では6モデル、ANA・JALの100席未満では0モデルです。△は「入らない」ではなく「メーカーがキャスター込みの外寸と書いていない」ものです。この記事では、前開きのモデルがどの規定まで使えるかを、判定の数字で示します。

フロントオープンのスーツケースは、確認できた69モデルのうち31

DBには109モデルあり、前開きかどうかを公式で確認できたのは69モデルです。内訳は、公式が前開きと表記しているものが31モデル、前開きではないものが38モデルです。残りの40モデルは、公式ページに前開きかどうかの記載がなく確認できなかったため、数えていません。確認できなかった40モデルは、リモワやゼロハリバートンなどに多く、この記事の31には含まれません。

31モデルのブランドは、バーマス6・アジア・ラゲージ4・レジェンドウォーカー4・サムソナイト3・TUMI3などです。ブランドごとの傾向は、確認できなかった40モデルが偏っているため、この記事では言い切りません。

前面ポケット型と、前面が大きく開く型は同じ数え方か

同じ数え方です。ここでいう「前開き」は、メーカー公式がフロントオープン・前開き・前パカ・デュアルアクセス・フロントアクセスなどと表記しているものです。前面が大きく開く型だけを選んだ数ではありません。前面ポケットのファスナーからメイン収納に入れる型も、公式の表記どおり含めています。買う前に、商品ページの写真や説明で開き方を確認してください。

ANA・JALなど10区分では、前開き31のうち30が規定内、◯は5

ANA・JAL・スカイマーク・AIRDO・ソラシドエア・スターフライヤー・Peachの国内線、ANA・JAL国際線、チェジュ航空国際線の10区分は、DBの109モデルでは判定が全く同じです。区分ごとの表は機内持ち込みスーツケースのサイズの記事にあり、個別の区分はANA 国内線・100席以上などのページで見られます。前開きと、前開きではない38モデルを比べると次のとおりです。

区分モデル数◯△×規定内(◯+△)
前開き(公式の表記)31525130
前開きではない(公式で確認)381622038

◯は規定内で、メーカー公式の外寸が「キャスター・ハンドル込み」と明記されているもの。△(要確認)は、サイズ上は規定内でも、キャスター込みの明記がないものです。×は外寸のどれか、3辺合計、本体の重さが上限を超えるものです。「規定内」は◯と△を足した数で、迷うものは厳しい側(△)に倒しています。△は「入らない」という意味ではなく、メーカーがキャスター込みの外寸と書いていないという意味です。規定の確認日は2026-10-21〜26です。

前開きで◯が5モデル(16%)、前開きではないモデルで◯が16モデル(42%)と、◯の割合は前開きのほうが低く出ています。ただし、これが形の違いによるのか、メーカーの外寸の書き方の違いによるのかは、DBでは分かりません。◯が少ないのは、キャスター込みと書いていないモデルが多いためで、持ち込めないという意味ではありません。

×の1モデルは、サムソナイト アップスケープ スピナー55 エキスパンダブル イージーアクセスです。幅と奥行は規定内ですが、3辺合計が118cmで115cmを3cm超えます。3辺合計の考え方は55×40×25cm以内なのに持ち込めない理由の記事にあります。

56×36×23cmの規定(ジェットスターなど7区分)で規定内は6モデル、100席未満は0

ジェットスター・ジャパン、スプリング・ジャパン、香港エクスプレス、ベトジェット、エアアジアなど7区分(56×36×23cm・7kg)では、前開き31モデルのうち、◯が0、△が6、×が25です。規定内の6モデルは、すべて△です。

モデル容量本体重量判定
デルセー セキュリタイム ジップ 55cm 拡張キャビントロリー44L3.0kg△
フリクエンター リエーヴェ 4輪キャリー 48cm(1-250)33L2.7kg△
イノベーター IV-18 LCC対応・カップホルダー35L2.9kg△
レジェンドウォーカー FIT 薄型8輪 S-サイズ15L3.0kg△
スイスミリタリー アベンチュラ 55cm(SM-A420P)33L3.6kg△
TUMI Alpha デュアルアクセス エクスパンダブル キャリーオン35L4.262kg△

×の25モデルの理由は、奥行き(23cm)だけが13モデル、幅(36cm)だけが6モデル、両方が6モデルです。前開きは奥行きが23cmを超えるものが多く、この規定の壁になっています。ジェットスターなど7区分に収まる全モデルの表は、LCCの機内持ち込みに収まるスーツケースの記事にあります。判定の詳細はジェットスター・ジャパン 国内線のページでも見られます。

ANA・JALの100席未満(45×35×20cm・3辺合計100cm)とFDA(3辺合計100cm)は、前開き31モデルのうち規定内が0モデルです。ティーウェイ航空(現トリニティ航空、55×40×20cm)は1モデルです。小型機に乗る予定がある場合の規定は、ANA 国内線・100席未満で確認できます。

前開きは重めで、本体2kg以下は0(本体の重さの話)

前開き31モデルの本体重量は、中央値が3.4kgです。前開きではない38モデルは3.05kg、DB全体の109モデルは3.2kgで、差は0.35kgです。前開きで本体がもっとも小さい値は2.6kg(2モデル)で、2kg以下は0モデルです。容量が40L以上の前開きは3モデルです。これは本体の重さだけで見た判定です。荷物を入れると7kgを超えることがあり、7kgは身の回り品と合わせた重さです。中身を含めた重さの考え方は軽い機内持ち込みスーツケースの記事に、容量の目安は機内持ち込みスーツケースは何リットルかの記事にまとめています。

拡張付きの前開き14モデル。拡張を開いたままでは持ち込めない

前開き31モデルのうち、拡張(エキスパンダブル)付きは14モデルです。このうち、拡張時の外寸が公式にあるのは8モデルで、拡張を開いた外寸で判定すると、ANA・JALなど10区分で×になるのが6モデル(閉じた状態では0)、56×36×23cmの7区分では8モデルすべてが×です(閉じた状態では5)。拡張時の外寸が公式に載っていない6モデルは、拡張を開いたときの判定が分かりません。

機内に持ち込むときは、拡張を閉じた状態で見るのが前提です。この記事の判定は、すべて拡張を閉じた外寸で行っています。

判定の結果から、条件で選ぶ(順位は付けない)

DBの判定結果から、条件ごとに1モデルずつ紹介します。順位や優劣ではありません。コメントは、DBにある外寸・重さ・容量・公式価格だけです。価格は公式サイトの定価・通常価格(税込、2026-10-21確認)で、セールなどで変わります。各モデルの下の画像とボタンは、楽天市場の広告(アフィリエイト)リンクです。判定の詳細は各モデルの型番ページにあります。

ANA・JALなど10区分で◯、前開き31モデルのうち本体が小さい2モデルの1つ: シフレ ハピタスプラス 超軽量 前パカ Sサイズ 32L

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シフレ HPL2356-49(楽天市場)

55×37×23cm、32L、本体2.6kgで、前開き31モデルのうち本体重量が一番小さい2モデルのうちの1つです。ANA・JALなど10区分とZIPAIRの計11区分で◯です。幅が37cmのため、56×36×23cmの規定では×です。公式の外寸表記は取っ手・キャスター等を含みます。公式の通常価格は25,300円(税込)です。ブランドのページはシフレにあります。

ANA・JALなど10区分で◯、◯の5モデルのうち容量が一番大きい: サムソナイト パラリュクス スピナー55 エキスパンダブル

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55×38×22cm、40L、本体3.0kgで、前開きでANA・JALなど10区分が◯の5モデルのうち、容量が一番大きいモデルです。◯は計11区分です。幅が38cmのため、56×36×23cmの規定では×です。拡張時の容量は46Lと公式に書かれていますが、拡張時の外寸は公式に明確な記載がなく、拡張を開いたときの判定はできません。公式の通常価格は48,400円(税込)です。ブランドのページはサムソナイトにあります。

56×36×23cmの規定内(△)6モデルのうち公式価格が低い: イノベーター IV-18 LCC対応・カップホルダー

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イノベーター IV-18(楽天市場)

55×34×23cm、35L、本体2.9kgで、56×36×23cmの規定内の6モデルのうち、公式の通常価格が一番低い19,800円(税込。価格のない1モデルを除く)です。公式は「機内持込可・LCC対応」「フロントオープン仕様」と表記していますが、外寸にキャスター込みの明記がないため、Watchlyの判定は△です。公式の表記と、Watchlyの判定は別のものです。ブランドのページはイノベーターにあります。

公式価格のある前開き30モデルのうち価格が一番低い: アジア・ラゲージ MAX BOX フロントオープン 36L

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アジア・ラゲージ ALI-8511-18(楽天市場)

55×35.5×24.5cm、36L、本体3.0kgで、公式価格のある前開き30モデルのうち、公式の通常価格が一番低い17,380円(税込)です。ANA・JALなど10区分では△、56×36×23cmの規定は奥行き24.5cmのため×です。ブランドのページはアジア・ラゲージにあります。

購入前に公式で確認する3点

  • 外寸に、キャスターとハンドルが含まれているか(含まれていなければ△の扱いです)
  • 前面ポケット型か、前面が大きく開く型か(商品ページの写真で確認)
  • 拡張を閉じた状態の外寸(拡張時の外寸は機内持ち込みの規定を超えることがあります)

判定はメーカー公式の外寸と航空会社の公式規定を照らし合わせた目安です。航空会社ごとに規定が違い、実際に持ち込めるかは当日の機材や係員の判断で変わることがあります。購入や搭乗の前に、航空会社の公式ページで確認してください。

よくある質問

フロントオープンのスーツケースは機内に持ち込めますか?

前開きという形ではなく、外寸と規定で決まります。公式で前開きと確認できた31モデルは、ANA・JALなど10区分(55×40×25cm・3辺合計115cm)で30モデルが規定内(◯5・△25)で、×は1モデル(3辺合計118cm)です。

前開きでジェットスターなど56×36×23cmの規定内になるのは?

31モデルのうち6モデルで、すべて△です。×になるのは25モデルで、理由は奥行き23cmと幅36cmです。詳しくは、LCCの機内持ち込みに収まるスーツケースの記事にあります。

拡張機能を開いたまま持ち込めますか?

開いたままでは持ち込めません。拡張時の外寸が公式にある8モデルのうち、ANA・JALなど10区分で規定を超えるのが6モデルです。機内に持ち込むときは、拡張を閉じてください。

前開きのスーツケースは重いですか?

DBで前開きかどうかを確認できたモデルの本体重量は、中央値が前開き3.4kg、前開きではない38モデルが3.05kgです。前開きで一番小さい値は2.6kgです。これは本体の重さだけで見た判定です。荷物を入れると7kgを超えることがあり、7kgは身の回り品と合わせた重さです。

ANA・JALの100席未満の小型機で使える前開きは?

DBでは0モデルです。規定は45×35×20cm・3辺合計100cmです。FDA(3辺合計100cm)も0モデルです。

エースのフロントオープンは機内に持ち込めますか?

DBでエースのモデルのうち公式が前開きと表記しているのは、プロテカ フレスターEX2 36/45L 双輪 フロントオープン(ace-01631)の1モデルです。外寸は55×37×23cm(キャスター・ハンドル込みと公式に表記)、本体3.6kgで、ANA・JALなど10区分では◯です。幅が37cmのため、56×36×23cmの規定とANA・JALの100席未満では×です。拡張時は外寸が55×37×27cm(3辺合計119cm)で、10区分でも×になるため、閉じて使います。

関連ページ

航空会社の規定は各社公式サイト、スーツケースの外寸・重量・価格はメーカー公式サイトの値です。規定は変わることがあり、機材や運賃の種類で異なる場合があります。出発前に必ず航空会社の公式ページで確認してください。

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