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機内持ち込みスーツケースは何リットル?109モデルは32〜38Lが79、40L以上は14だけ
- 確認日

確認日 2026.10.23(航空会社の規定は2026-10-21〜10-22、メーカー公式値は2026-10-21に確認)
航空会社の規定に「リットル」はありません。決まっているのは外寸(ANA国内線・100席以上は55×40×25cm・3辺合計115cm)と重さ(10kg)で、ジェットスター・ジャパン国内線は56×36×23cmと7kgです。掲載している109モデルの容量は15〜48L、中央値は35Lで、32〜38Lが79モデルを占めます。40L以上は14モデルだけで、ANA国内線の10kg枠で◯は5モデル、ジェットスターの7kg枠で◯は0モデルです。この記事では、容量帯ごとの判定、40L以上の14モデル、拡張したときの扱いを、全モデル同じ基準の集計で示します。
リットルは規定にない。規定はcmとkg
航空会社が見るのは、スーツケースの外寸と重さです。容量(L)はメーカーが付ける表記で、規定の判定には使われません。3辺合計115cmの理屈は55×40×25cm以内なのに持ち込めない理由の記事にまとめています。この記事で扱うのは、容量と外寸がどの程度つながっているか、という点です。
規定の外寸を「箱」とみなして体積を出すと、10kg枠は55×40×25=55.0L、7kg枠は56×36×23=46.4Lです。ただし、これは箱の体積であって、スーツケースに入る量ではありません。掲載109モデルで「容量÷(縦×横×奥行の体積)」を出すと、中央値は0.75(最小0.54、最大1.00)でした。この中央値を箱の体積に掛けると、10kg枠は約41L(55.0×0.75)、7kg枠は約35L(46.4×0.75)になります。規定の箱いっぱいに作ったとしても、実測の中央値の比では約41L・約35Lが目安、ということです。比が1.00に近いモデルは、外寸ベースの容量表記の可能性があります。
容量と3辺合計の相関係数は0.68、容量と外寸体積の相関係数は0.69です。ある程度つながっていますが、同じ寸法でも容量の表記には幅があります。容量と本体重量の相関は0.02で、ほぼ関係がありません(軽いスーツケースの記事に詳しく書いています)。公式価格のある98モデルでは、容量と価格の相関係数は−0.09で、これもほぼ無関係です。
109モデルの容量の分布(32〜38Lが79モデル)
容量の最小は15L、最大は48L、中央値は35L、平均は35.11Lです。最頻値は35Lの16モデルで、32〜38Lが79モデル(72%)、30〜40Lが88モデル、34〜37Lが56モデルです。
判定は、10kg枠がANA国内線(100席以上)、7kg枠がジェットスター・ジャパン国内線の規定です。◯は公式外寸がキャスター込みと明記されていて規定内。△(要確認)は、サイズ上は収まるが、メーカー公式の外寸がキャスター込みかどうか記載がないものです。×は寸法か重量が規定を超えるものです。迷うものは厳しい側(△)に倒しています。
| 容量帯 | モデル数 | 10kg枠の判定(◯/△/×) | 7kg枠の判定(◯/△/×) | 3辺合計の中央値 | 重さの中央値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 25L以下 | 6 | 1 / 5 / 0 | 1 / 4 / 1 | 100cm | 2.85kg |
| 26〜30L | 7 | 5 / 2 / 0 | 1 / 0 / 6 | 106cm | 3.0kg |
| 31〜35L | 45 | 17 / 26 / 2 | 4 / 7 / 34 | 115cm | 3.2kg |
| 36〜40L | 39 | 7 / 27 / 5 | 0 / 3 / 36 | 115cm | 3.3kg |
| 41L以上 | 12 | 4 / 7 / 1 | 0 / 4 / 8 | 115cm | 3.05kg |
| 全体 | 109 | 34 / 67 / 8 | 6 / 18 / 85 |
「要確認(△)」は、寸法は規定内でも、メーカー公式の外寸に「キャスター・ハンドル込み」の明記がないモデルです。容量は各メーカーが公式に表記した値で、測り方は揃っていません。デルセーの表記は外寸ベースの容量で、内寸の有効容量は別に書かれています(詳しくは「40Lは持ち込める?」の節)。10kg枠で×の8モデルは、すべて3辺合計の超過で、リモワ6モデルとサムソナイト2モデルです(リモワの一覧)。
容量帯ごとの判定(10kg枠と7kg枠)
10kg枠は、どの容量帯でも◯と△が大半です。31〜35Lの45モデルでは◯17・△26・×2、36〜40Lの39モデルでは◯7・△27・×5でした。一方、7kg枠は容量が増えるほど◯が出にくくなります。31〜35Lの45モデルは◯4・△7・×34、36〜40Lは◯0・△3・×36です。
7kg枠で◯の6モデルは、容量が22〜35L(中央値32L)です。△を足した24モデルでは15〜44L(中央値34L)になります。この24モデルはLCCの機内持ち込みに収まるスーツケースの記事と同じ数で、軽い順の一覧はそちらにあります。10kg枠で◯の34モデルは22〜43L(中央値34.5L)、◯と△を足した101モデルは15〜48L(中央値35L)です。
出典: ANA公式(確認日 2026-10-21)、ジェットスター公式(確認日 2026-10-21)。各社の規定は ANA国内線(100席以上)、ジェットスター・ジャパン国内線のページにあります。
40Lは持ち込める? 40L以上の14モデル
40L以上は14モデル(41L以上の12モデルと、40Lちょうどの2モデル)です。10kg枠(ANA国内線・100席以上)は◯5・△7・×2、7kg枠(ジェットスター・ジャパン国内線)は◯0・△4・×10です。7kg枠の◯が0なのは「持ち込めない」という意味ではなく、△の4モデルも含めて、公式の外寸が規定内と言い切れるものがない、という意味です。
| モデル | 容量 | 容量の表記 | 外寸(cm) | 重さ | 10kg枠 | 7kg枠 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| デルセー シャトレ エア 2.0 55cm | 48L | 外寸容量 | 55 × 35 × 25 | 2.9kg | △ | × |
| デルセー ランパート 2.0 55cm | 48L | 外寸容量 | 55 × 35 × 25 | 2.9kg | △ | × |
| デルセー カクタス S 55cm | 48L | 外寸容量 | 55 × 35 × 25 | 2.9kg | △ | × |
| デルセー シャドウ 5.0 S 55cm | 44L | 外寸容量 | 55 × 35 × 23 | 3.1kg | △ | △ |
| デルセー セキュリタイム ジップ 55cm | 44L | 外寸容量 | 55 × 35 × 23 | 3.0kg | △ | △ |
| デルセー ケイデンス 55cm | 44L | 外寸容量 | 55 × 35 × 23 | 3.3kg | △ | △ |
| デルセー チュレンヌ 2.0 55cm | 44L | 外寸容量 | 55 × 35 × 23 | 3.26kg | △ | △ |
| スイスミリタリー モティバン 55cm | 43L | 公式表記 | 55 × 36 × 24 | 3.4kg | ◯ | × |
| サムソナイト アップスケープ スピナー55 エキスパンダブル イージーアクセス | 42L | 公式表記 | 55 × 40 × 23 | 2.6kg | × | × |
| スイスミリタリー シグナス 55cm | 42L | 公式表記 | 55 × 37 × 23 | 3.2kg | ◯ | × |
| スイスミリタリー トレンズ 55cm | 42L | 公式表記 | 55 × 37 × 23 | 2.9kg | ◯ | × |
| スイスミリタリー ベルス 55cm | 42L | 公式表記 | 55 × 37 × 23 | 3.3kg | ◯ | × |
| サムソナイト パラリュクス スピナー55 エキスパンダブル | 40L | 公式表記 | 55 × 38 × 22 | 3.0kg | ◯ | × |
| サムソナイト ライトボックス アル スピナー55 | 40L | 公式表記 | 55 × 40 × 23 | 4.8kg | × | × |
容量は各メーカー公式の表記値です。「外寸容量」はデルセーが外寸をもとに示す容量で、内寸の有効容量は別に記載されています。「公式表記」は、容量の測り方の説明をDBでは取得していないものです。要確認(△)の意味は前の表と同じです。
10kg枠なら5モデルが◯
10kg枠で◯になる5モデルは、スイスミリタリーの4モデル(43L・42L×3)と、サムソナイト パラリュクス(40L)です。どれも外寸が55×40×25cm・3辺合計115cm以内で、公式がキャスター込みと明記しています。×の2モデル(サムソナイト アップスケープとライトボックス アル)は、3辺合計が118cmで規定を超えます。デルセー7モデルは外寸にキャスター・ハンドルを含むとの明記が確認できないため、すべて△です。
7kg枠は△が4、×が10
7kg枠(56×36×23cm)で△になるのは、デルセー シャドウ・セキュリタイム ジップ・ケイデンス・チュレンヌの4モデルです。55×35×23cmで規定内ですが、キャスター込みの明記がありません。残りの10モデルは寸法が合いません。デルセーの48L表記の3モデルは奥行25cmが23cmを超えます。スイスミリタリー3モデル(シグナス・トレンズ・ベルス)とサムソナイト3モデルは幅37〜40cmが36cmを超え、スイスミリタリー モティバンは奥行24cmが23cmを超えます。
表記が揃っていない(外寸容量と有効容量)
デルセーの48Lや44Lは、公式が外寸ベースの容量(外寸容量)として示した値です。同じページに、内寸の有効容量が別に書かれています。48L表記の3モデルは、シャトレ エアが約37L、ランパートが38L、カクタスが約40Lです。44L表記では、チュレンヌが約37L、シャドウが35Lです(セキュリタイム ジップとケイデンスは有効容量の記載を取得していません)。表の容量は各社の公式表記で、メーカーごとに測り方が違うため、容量の数字だけでモデル同士を比べることはできません。
スイスミリタリーの42〜43Lは、DBでは公式表記のまま記載しています。外寸に対して大きめの値で、外寸との照合は取れていません。「42L入る」とは書かず、「公式表記は42L」としています。外寸が55×40×25cm・115cmに収まり、公式表記で40Lを超えるのは、スイスミリタリー4モデルとサムソナイト パラリュクス1モデルの5モデルです。
拡張で増える容量は、持ち込みの時には使えない
拡張(エキスパンダブル)できるモデルは37モデルで、拡張時の外寸がDBにあるのは29モデルです。この29モデルを拡張した状態の外寸で判定すると、10kg枠は◯0・△6・×23、7kg枠は29モデルすべて×です。
| モデル | 拡張前の容量 | 拡張後の容量 | 拡張後の3辺合計 |
|---|---|---|---|
| エース プロテカ トラクション2 39/45L | 39L | 45L | 119cm |
| エース プロテカ フレスターEX2 36/45L | 36L | 45L | 119cm |
| エース ウィーベルZ 35/42L | 35L | 42L | 119cm |
エース公式は、プロテカ トラクション2に「拡張時は各交通機関の規定サイズを超える場合がある」と明記しています。スイスミリタリー モティバンも、公式に「拡張時は機内持ち込みはできません」と書かれています。容量を拡張後の数字で比べず、拡張前の容量(上の表の「拡張前」)で見てください。拡張後の容量は、機内に持ち込む時には使えません。
小さい容量(20L台)が必要な場合: 100席未満の機材
ANA・JALの国内線で100席未満の機材は、45×35×20cm・3辺合計100cm・10kgまでです。109モデルのうち×にならないのは2モデルだけで、シフレ リサ・ラーソン コインロッカー対応 Sサイズ(22L・◯)とフリクエンター アウラ コインロッカーサイズ 39cm(23L・△)です。100席未満の機材に乗る場合、DB実測で候補になる容量は20L台前半です。
規定は ANA国内線(100席未満)とJAL国内線(100席未満)のページにあります(確認日 2026-10-21〜10-22)。
容量帯別にみる、DBから選ぶ例
容量帯ごとに、判定と容量が公式値で言える9モデルを並べます。順位や優劣ではなく、DBの値の紹介です。公式の通常価格(税込)は、セールや色違いで変わります。購入ページは各モデルの型番ページにあります。
22L: シフレ リサ・ラーソン コインロッカー対応 Sサイズ

45×35×20cm、22Lで、100席未満の枠でも◯の2モデルのうちの1つです。10kg枠・7kg枠ともに◯、本体2.4kg、公式の通常価格は19,800円です。ブランドの一覧はシフレのページにあります。
30L: シフレ ESCAPE'S グラデーションカラー Sサイズ

54×36×23cm、30Lで、10kg枠・7kg枠ともに◯です。本体2.9kg、公式の通常価格は12,089円です。
32L: ゼロハリバートン ZRP-ZX キャリーオン 32L

53×35×22cm、32Lで、10kg枠・7kg枠ともに◯です。本体2.9kg、公式の通常価格は60,500円です。ブランドの一覧はゼロハリバートンのページにあります。
35L: エース プロテカ トライエアー 35L

35Lは最頻値(16モデル)の容量です。55×37×23cmで本体は1.8kg、10kg枠は◯、7kg枠は幅37cmが36cmを超えて×です。公式の通常価格は79,200円です。ブランドの一覧はエースのページにあります。
38L: エース プロテカ 360G5 38L 双輪

54×36×25cm、38Lで、10kg枠は◯です。7kg枠は奥行25cmが23cmを超えて×です。本体3.3kg、公式の通常価格は89,100円です。
39L(拡張あり): エース プロテカ トラクション2 39/45L エキスパンド

55×36×24cm、拡張前の容量は39L(拡張すると45L)です。10kg枠は◯、7kg枠は奥行24cmが23cmを超えて×です。拡張後の3辺合計は119cmで、公式にも規定サイズを超える場合があると書かれています。本体3.3kg、公式の通常価格は75,900円です。
40L: サムソナイト パラリュクス スピナー55 エキスパンダブル

40Lで、55×38×22cm(合計115cm)、公式がキャスター込みと明記しているため、10kg枠は◯です。7kg枠は幅38cmが36cmを超えて×です。本体3.0kg、公式の通常価格は48,400円です。拡張時の容量は公式で46Lですが、拡張時の外寸はDBにありません。ブランドの一覧はサムソナイトのページにあります。
42L(公式表記): スイスミリタリー シグナス 55cm

公式の容量表記は42Lです。55×37×23cm(公式が「キャスター込」と表記)で、10kg枠は◯、7kg枠は幅37cmが36cmを超えて×です。本体3.2kg。公式ページから価格を取得できなかったため、価格は載せていません。外寸に対して大きめの値なので、42Lは公式表記として読んでください。ブランドの一覧はスイスミリタリーのページにあります。
44L(外寸容量・要確認): デルセー シャドウ 5.0 S 55cm

44Lは外寸容量の表記で、公式には有効容量35Lが別に書かれています。55×35×23cm、10kg枠・7kg枠ともに△(キャスター込みの明記なし)です。本体3.1kg、公式の通常価格は44,880円です。ブランドの一覧はデルセーのページにあります。
判定はメーカー公式の外寸と航空会社の公式規定を照らし合わせた目安です。実際に持ち込めるかは、当日の機材や係員の判断で変わることがあります。購入や搭乗の前に、航空会社へ確認してください。
よくある質問
機内持ち込みスーツケースは何リットルまでですか?
航空会社はリットルを決めていません。決まっているのは外寸と重さで、ANA国内線(100席以上)は55×40×25cm・3辺合計115cm・10kg、ジェットスター・ジャパン国内線は56×36×23cm・7kgです(確認日 2026-10-21)。掲載109モデルの容量は15〜48L、中央値は35Lです。
機内持ち込みで40Lは大丈夫ですか?
40L以上の14モデルのうち、10kg枠で◯は5モデル、7kg枠で◯は0モデル(△4・×10)です。容量の表記はメーカーで測り方が違い、デルセーの48L表記は内寸の有効容量では約37〜40Lです。容量の数字より、外寸とキャスター込みの明記を確認してください。
拡張すると機内に持ち込めませんか?
拡張時の外寸がDBにある29モデルは、拡張した状態では10kg枠で◯が0、7kg枠はすべて×です。判定は拡張前の寸法で見ます。メーカー公式にも「拡張時は規定サイズを超える場合がある」と書くものがあります(エース プロテカ トラクション2)。
35Lは機内持ち込みできますか?
35Lは最頻値で16モデルあります。判定はモデルごとに違い、7kg枠では35L前後でも幅や奥行で落ちます。31〜35Lの45モデルのうち、7kg枠で×は34モデルです。
100席未満の飛行機は何リットルまでですか?
45×35×20cm・3辺合計100cm・10kgまでです。DBで×にならないのは22L(◯)と23L(△)の2モデルだけで、20L台前半が目安になります。
リットルと外寸はどう関係しますか?
容量と3辺合計の相関係数は0.68です。外寸の体積に対する容量の比は、中央値が0.75(0.54〜1.00)でした。規定の箱(55×40×25cm)の体積55.0Lに0.75を掛けると約41Lです。
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- ブランド: シフレ、エース、ゼロハリバートン、サムソナイト、スイスミリタリー、デルセー、リモワ
航空会社の規定は各社公式サイト、スーツケースの外寸・重量・容量はメーカー公式サイトの値です。規定は変わることがあり、機材や運賃の種類で異なる場合があります。出発前に必ず航空会社の公式ページで確認してください。
